『論語とそろばん』で語られる「そろばん」とは?

こんにちは!そろばん教室・芽育の講師 吉金です。

「論語とそろばん」という言葉をご存知でしょうか?この言葉は、江戸時代の商人であり、実業家でもあった先日紹介した渋沢栄一が提唱したもので、ビジネスにおける重要な理念を示しています。今回は、この「論語とそろばん」で語られる「そろばん」、その意味について解説します。


1. 「論語」とは?

「論語」は、孔子の教えを記録した書物で、古代中国の思想書として非常に重要な位置を占めています。孔子の教えは、倫理や道徳、社会のあり方に関する深い洞察を含んでおり、現代においてもビジネスマンやリーダーとして求められる心構えを学ぶための指針として広く読まれています。

  • 道徳と倫理: 「論語」では、人間としてどう生きるべきか、社会でどのように役立つべきかという教えが多く述べられています。
  • 人間関係と教育: 孔子は、学び続けることの重要性を強調し、学問や人間関係の構築において、倫理や誠実さを大切にしていました。

2. 「そろばん」とは?

一方、そろばんは、数千年にわたって日本の商業や計算を支えてきた道具です。そろばんを使うことで、計算能力を高め、ビジネスや日常生活において必要な数学的な基礎力を養うことができます。

  • 計算力の向上: そろばんは、素早い計算を可能にし、ビジネスシーンでも役立つスキルを身につけるための道具です。
  • 集中力と忍耐力: そろばんの学習は、集中力や忍耐力を養うための優れた方法です。

3. 「論語とそろばん」の意味

渋沢栄一が「論語とそろばん」を提唱した背景には、道徳的な教えと実務的なスキルを両立させる重要性がありました。彼は、ビジネスや商業活動において「論語」で学んだ倫理的な教えと、「そろばん」で学んだ実務的なスキルをバランスよく使うことで、成功を収めることができると考えていました。

  • 倫理と実務のバランス: そろばんを学ぶことで計算能力やビジネススキルを向上させる一方、「論語」を学ぶことで倫理的な指針を持つことが重要です。このバランスが取れてこそ、真の成功を収めることができるという考え方です。
  • 人間としての成長: そろばんの学習を通じて、計算力だけでなく、自己管理や人間関係を築く力をも養うことができます。これにより、ビジネスや社会でのリーダーシップを発揮するための基盤が作られます。

4. そろばんと倫理的な教えが与える影響

そろばんは、単なる計算道具ではなく、倫理的な教えと組み合わせることで、より深い学びと成長を促進します。そろばんを学ぶことで得られる計算力や集中力は、ビジネスだけでなく、社会における責任感や誠実さにも繋がります。

  • 正直と責任感: 「論語」では、正直さや責任感を大切にすることが教えられています。そろばんを使った計算も、正確で責任感を持って行うことが求められます。この二つの学びが組み合わさることで、より健全なビジネス活動や人間関係が育まれます。
  • 社会貢献: 渋沢栄一の理念を受け継ぎ、そろばんを学ぶことで得られる計算力や論理的思考は、社会貢献や他者のために働く力にもつながります。

まとめ

「論語とそろばん」という言葉には、計算力だけでなく、倫理的な指針を持って商業やビジネスに取り組むことの重要性が込められています。そろばんを学ぶことで、計算力や集中力、論理的思考力が高まり、さらに「論語」を学ぶことで、道徳的な指針を持ち、成功を収めるための基盤が作られます。

芽育・そろばんスクールでは、そろばんを学ぶことで、計算力だけでなく、人間としての成長を促進するそろばんを通しての倫理・実践教育をご用意しています。体験レッスンも行っておりますので、ぜひお試しください!

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